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スポーツイベントにおける映像解析の活用とは? - アジラコラム1

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AI(人工知能)DX(デジタル・トランスフォーメーション)など、IT分野では常に新しい技術が話題になります。こうした新しい技術ですが、実は皆さんの生活における身近な場面に役に立っています。

特に映像解析においては、皆様の身近な分野でも使われています。そこで今回はオリンピックも開催されたので、スポーツの視点から映像解析を紹介してきましょう。

まずは「映像解析」について解説すると、カメラで撮影された映像から様々なデータを読み取って分析することです。スポーツ中継や監視カメラの映像が、イメージしやすいでしょう。スポーツの個人競技なら選手がどんな動きや姿勢を取っているのか分析できますし、団体競技なら選手全体の動きからどんなプレーが有効かを調べることもできます。試合中に特定の動きやプレイを抽出したり、選手やボールの動きから密集度合いを判断するなどできます。

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監視カメラであれば、競技場にいる人々からトラブルを起こしそうな人を見つけることも出来ます。周囲の人と口論する人や、お酒をたくさん飲んでいる人などを見つけて、事前に対処することができます。このように人間の動きには、いろいろな情報が詰まっています。

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これまで映像におけるデータ量は文字や画像を比べて圧倒的に膨大だったので、スポーツのような動きが激しい映像の解析が大変でした。それがここ数年でAIにおける技術的な進化や、使い勝手の向上などもあって、より身近になってきました

また、野球やサッカーで映像解析を行うには、高性能カメラやドローンなどの高価な機材だけでなく、専用の分析ソフトも必要でした。世界的に有名なプロスポーツチームならともかく、地元のアマチュアチームにおける導入は難しいでしょう。しかし技術の進歩とともにコストも下がり、スマホなど身近な機材でも映像解析ができるようになりました。例えば参考にしたいプロ選手の動きと自分の動きを比較して、自分のフォームを欠点を見直したり、アドバイスなどもできるようになりました。もしも同じようなアドバイスを行うために、選手やコーチが競技場に集まって練習するのは大変です。特にマイナースポーツでは、競技関係者も限られるので苦労するでしょう。しかし映像やデータを共有できれば、遠隔地からでも適切なアドバイスができるので、場所に苦労すること無く指導を受けられます。かつては「周囲に同じ競技をやっている選手やコーチがいないので苦労した」という声があったかもしれません。こうした問題が解消されるのも、昨今のAI・DXブームの恩恵と言えるでしょう。

映像解析をより身近に行える環境として、アジラでは「Asilla SDK」を提供しています。SDKとは開発支援ツールのことで、目的に応じて必要な映像解析を簡単に実現できるツールが提供されています。
「スポーツにおける人の動きを解析する」といっても、競技やポジションによって解析した内容は異なります。競技場などの人の動きを解析する場合でも、トラブルを未然に検知するのか、迷子や困っている人を検知するのでは、やり方が異なります。このような解析環境を1から作るのは非常に大変がかかりますが、「Asilla SDK」があれば、より少ないコストで構築できます。導入事例としては、町田GIONスタジアムの監視カメラにおいて、事件や事故を未然に防ぐ取り組みがなされています。

pr.asilla.jp

今回はスポーツに焦点を当てて映像解析を紹介しましたが、「人の動き」というのは様々な分野に応用できます。工場や建設現場で作業する方々の卓越した技術を分析したり、介護や医療におけるリハビリ支援など、様々な用途に応用できます。ご自身が関心のある分野でどのように映像解析が活用できるか、アイデアを考えてみるのも面白いですね。

 

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【寄稿者】

データサイエンティスト

マスクド・アナライズ 氏

Note: 

https://note.com/maskedanl/

Twitter: 

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AIベンチャー在籍時に大手企業向けAI・データ分析におけるコンサルタントとして活躍。独立後、大手企業の業務支援やITベンチャーとの協業プロジェクト、イベント登壇、執筆活動、大学や企業における人材育成などを手がける。

 

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