コミュニケーション・チャームをご存知でしょうか?
シブヤ発ピープルデザインさんの「超」福祉プロジェクトのひとつです。
言葉が通じなくても指さしで意思疎通ができる
街中で、「困っていたら私に声をかけてください!」、「私、何でもお手伝いします!」、「ハンディがある方をサポートをします!」という意思を表明してくれた方に、そのサインとして身に付けてもらうチャームです。
日本に来た外国人の方が、言葉が通じなくても指差しで、対話できる様、困った時に良く使うという6つをアイコン化し、デザインしたコミュニケーションカードに、カラフルなゴム製のストラップを付けました。
編んだりカスタマイズしたり、腰からぶら下げたり、バッグのチャームとして使用したり、その日のファッションにあわせて、様々なアレンジで着用できるようになっています。
ちょっとした思いやりの気持ちを行動にかえる。”make somebodyshappy!”
先日、ある企業の方から紹介され、調べてみたところ「無理なくカッコよく支えあう」というカジュアルな感じに共感してしまい、わたしも早速装着してみました。
その方は言いました「これは自分の”覚悟”の表明だよ。いざ困っている人がいたときに、行動できるかどうかは、覚悟だと思うんだよね」と。また、「もし自分が疲れて人を助けられないときは、チャームをしまって他の人に任せればいい」とも。
なるほど、これは自分史上とても斬新な感覚でした。
ボランティアをナメるな、そんな甘いものじゃない、だったり、~しなければならない、~であるべき、と言われてしまうと、「えー・・。また次の機会で・・」と回避しがちな自分ですが、自主的にこういった試みに参加するのは初めてです。
お困りの方、(コミュニケーション・チャームが出てたら)ぜひお声がけください。
▲装着時の様子
一方、ベトナムでは
そこらへん歩いていると、いろんなことを頼まれます。
例えば、見ず知らずのおばちゃんに「この石、向こうまで運んでくれんか」と言われて運んだり、くだもの屋さんで「店番してて」と言われて店番することは日常茶飯事です。あと、(バイク)押し掛けするから押してとか。
(▲店主席からみる品揃え。その後戻ってきた店主に褒美のマンゴスチンをもらいました)
国民全員がゆるい家族のような関係で、頼むのも頼まれるのもすごく敷居が低いベトナムは、既に心の中にコミュニケーションチャームが内蔵されていると言えるでしょう。
素晴らしい国民性だとわたしは思います。
(戦後の日本も、助け合いの閾値が低かったと聞いたことがあります。)
AIの観点で
我がアジラは社内の満場一致で「やさしいAI」を標榜しています。
コミュニケーション・チャームと同じように、誰かの助けでありたい。裏方とか、縁の下の力持ちと呼ばれる存在でありたい。
そのように考えています。
そのコンセプトを社内の共通認識にすることで、全員ブレなく迷いなくまっすぐ前進していけると信じています。
引き続き「アジラに一点の曇りなし」と言ってもらえるようなホワイトなユニコーンを目指して進んでいきます(^▽^)/
▲こんな感じで届きます。
▲裏紙
詳しくはこちらから
以上、町田からお伝えしました。
アジラ代表木村