日本の皆さん、こんにちは。
アジラの広報を担当しています、ピコッピオです。
こちらベトナムでは、COVID-19感染者は累計でたったの1500人。全世界での感染者が一億人に迫ろうとしている中、対策に成功している国として高く評価されています。
あの桂良太郎先生(日越大学客員研究員、元立命館大学教授)も以下のように述べられております。
「コロナ禍のなかで、ベトナム人の底力を感じた。個人の意思よりも家族を尊重する家族観がベースにあり、危機管理能力が高い」
「家族、地域といった集団の力で防疫を進め、社会を守ろうとしている。『サステナビリティ』(持続可能性)への転換が求められるなか、技術的なイノベーションだけに偏らず、人間の集団力を生かす社会づくりの重要性を、コロナ禍のベトナムから学んだ」
私はベトナム人ではありませんが、ベトナムが高く評価されるのは、我がことのように嬉しく思います。特に家族想いだ、と感じてもらえるのは嬉しいです。
今日のアジベト(Asilla Viet Nam)
さて、今日ご紹介するのは連日実施されている「学習用映像データ」の生産現場をレポートします!このデータは当社の行動認識SDKのレベルアップに利活用されています。
特に真ん中の「複数カメラを跨いだ人物同定」には、様々なパターン(角度、明度、画質)の学習データが必要です。 そのために、多くの皆さんに集まって頂いて、収録会をさせて頂いております。
▼この方は現場の撮影監督さんです。と思ったらエキストラさんでした。
▼様々な性別、年齢の方がエキストラとして参加してくださっています。
ところで、皆さんお気づきでしょうか?左の、強そうな奥様は、ニットの帽子にダウンジャケット着ていますね。東南アジアの中でも首都ハノイを含むベトナム北部はけっこう寒いんです。この季節にバイクに乗ると凍える寒さです。
▼しかもこの撮影会場は広くて、めっちゃ寒いです。 おっちゃんもガクブルです。
▼ベトナムの首都ハノイは熱帯中心のASEANのなかで稀有な気候です。
▼若い女子たちも協力してくれました。
▼演技指導はアジラベトナムの "God Mother"、ヒエンさんです。
▼こちらが本物の現場監督さんです。
▼青春しとるー!!ここハノイ市Cau Giay区はIT産業が栄えており、高層ビルがどんどん増えてきているエリアです。センターはQAのVanさんです。
▼最後に、Project Manager@Asilla Vietnam, 一条氏からコメントです。
「今弊社にて研究開発している技術には、オープンなデータセットが存在しなかったので自社で生成しております。プロのカメラマンの方に協力していただいて大掛かりなセットで撮影できることに感謝しております」
本学習データは、当社の映像解析SDKのコア性能を強力に引き上げると共に、多くの産業において「人」を中心とした映像解析の大きな礎となることを望んでいます。
事故や事件を未然に防ぐ「世界の守り人」として、アジラ一丸となって邁進して参りますので、引き続き、よろしくお願いいたします。